トラブル事例QA-T-011
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷
類似品番のラベルを取り違えて出荷した事例。梱包工程の同時並行作業が原因。

発生事象
顧客から、注文した品番と異なる製品が納入されたとの連絡を受けた。確認したところ、外観が酷似する2品番(末尾が -10 と -12)の製品ラベルを取り違えて梱包・出荷していた。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第1段落・2026年3月11日改訂
影響
誤出荷は2箱(計200個)で、顧客の組立ラインが1時間停止した。正しい製品を当日中に特別便で納入し、費用3万8千円は当社が負担した。誤納入分は翌日回収した。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第2段落・2026年3月11日改訂
調査
梱包工程の作業記録を確認すると、当日は2品番を隣接する作業台で同時に梱包していた。ラベルは事前にまとめて印刷され、作業台の中央に重ねて置かれていた。外観上の差異は取付穴のピッチ2mmのみで、目視での判別が困難であった。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第3段落・2026年3月11日改訂
原因
類似品番を同時並行で梱包し、ラベルを共有の場所に置いていたことが直接の原因である。梱包後の照合が「ラベルの品番を読み上げる」のみで、製品そのものとの突合せが行われていなかった。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第4段落・2026年3月11日改訂
暫定処置
類似品番の同時梱包を禁止し、1品番の梱包完了後に作業台を空にしてから次の品番に着手する運用に改めた。出荷前に、箱を開けて現品とラベルを照合する全数確認を臨時に実施した。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第5段落・2026年3月11日改訂
恒久対策
梱包工程にバーコード照合を導入した。製品に貼付する識別ラベルと出荷指示書のバーコードを読み取り、一致しない場合は梱包ラベルが印刷されない仕組みとした。ラベルは梱包直前に1箱分ずつ印刷する方式へ変更し、まとめ印刷を廃止した。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第6段落・2026年3月11日改訂
水平展開
類似品番の一覧を作成し、品番末尾のみが異なる組合せ14件を特定した。これらについては、ラベルの地色を変えて視覚的に区別できるようにした。営業部に対しては、顧客からの誤納入の申出を受けた際の初動(当日中の代替品手配、回収手続)を営業FAQに追加した(SL-F-004)。
事例: ラベル貼り間違いによる誤出荷(QA-T-011)第1.0版 第7段落・2026年3月11日改訂
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版の履歴
- 第1.0版
2026年3月11日
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