設備マニュアルMF-M-010
表面粗さ測定手順
触針式粗さ計による Ra・Rz の測定条件、評価長さ、測定箇所の選定と判定基準。

「暖機運転」に一致する段落はこの文書にはありません。
1. 適用範囲
この手順書は、触針式表面粗さ測定機(設備番号 SR-01)による加工面の粗さ測定に適用する。図面で算術平均粗さ Ra または最大高さ Rz が指定された部位を対象とする。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第1段落・2025年12月6日改訂
2. 測定条件
カットオフ値は、Ra が0.1μmを超え2μm以下の場合0.8mm、2μmを超え10μm以下の場合2.5mmとする。評価長さはカットオフ値の5倍を標準とし、測定速度は0.5mm/sとする。条件は測定記録に必ず併記する。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第2段落・2025年12月6日改訂
3. 測定前の準備
測定面の油分と切りくずを無水エタノールで除去し、完全に乾燥させる。触針の先端に付着物がないことをルーペで確認する。標準片による確認を毎日1回実施し、表示値が標準片の値の±10%以内であることを確かめる。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第3段落・2025年12月6日改訂
4. 測定方向
測定は、加工目(筋目)に直交する方向で行う。旋削面では軸方向、フライス面では送り方向に直交する向きとなる。筋目方向が判別しにくい場合は、直交する2方向で測定し、大きい方の値を採用する。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第4段落・2025年12月6日改訂
5. 測定箇所
同一面につき3箇所以上を測定し、その平均値を代表値とする。端面から2mm以内および段差部の近傍は避ける。長尺部品では、両端と中央の3箇所を必ず含める。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第5段落・2025年12月6日改訂
6. 判定
測定値が図面指示値以下であれば合格とする。Ra 指示に対して Rz のみを測定してはならない。Ra と Rz の換算は加工方法により異なり、一律の換算係数を用いた判定は認めない。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第6段落・2025年12月6日改訂
7. 異常値の扱い
3箇所の測定値のばらつきが平均値の30%を超える場合は、測定面の傷、付着物または触針の摩耗を疑い、原因を特定してから再測定する。触針は6か月ごと、または表示値の異常が続いた時点で交換する。
表面粗さ測定手順(MF-M-010)第1.0版 第7段落・2025年12月6日改訂
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版の履歴
- 第1.0版
2025年12月6日
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