設備マニュアルMF-M-008
空気圧縮機 保守点検手順
工場用空気圧縮機のドレン排出、フィルタ・オイル交換、圧力設定、エアー漏れ対策。

1. 適用範囲
この手順書は、ユーティリティ棟のスクリュー式空気圧縮機(設備番号 AC-01およびAC-02、各37kW)とエアードライヤ、受圧タンクに適用する。2台は交互運転とし、毎月1日に主機と従機を入れ替える。
空気圧縮機 保守点検手順(MF-M-008)第1.0版 第1段落・2026年2月26日改訂
2. 日常点検
始業時に、吐出圧力(0.65MPaから0.75MPa)、油面計のオイル量、運転音、本体温度および漏電遮断器の状態を点検する。受圧タンクおよびエアードライヤのドレンを手動で排出し、排出量が異常に多い場合はドライヤの能力低下を疑う。
空気圧縮機 保守点検手順(MF-M-008)第1.0版 第2段落・2026年2月26日改訂
3. 圧力設定
工場側の要求圧力は0.5MPaであり、配管損失を見込んで吐出圧力を0.7MPaに設定する。必要以上の高圧設定は電力消費を増加させるため、要求圧力の変更がない限り設定を変えてはならない。設定変更には設備保全課長の承認を要する。
空気圧縮機 保守点検手順(MF-M-008)第1.0版 第3段落・2026年2月26日改訂
4. 定期交換
エアフィルタは運転2,000時間ごと、オイルフィルタは運転4,000時間ごと、圧縮機油は運転8,000時間または2年のいずれか早い時点で交換する。セパレータエレメントは運転8,000時間ごとに交換する。交換実績は設備台帳に記録する。
空気圧縮機 保守点検手順(MF-M-008)第1.0版 第4段落・2026年2月26日改訂
5. エアー漏れの点検
四半期ごとに、生産停止中の休日に工場内のエアー漏れ点検を実施する。継手、ホース、電磁弁およびカプラを対象に、超音波リークディテクタまたは石けん水で確認する。発見した漏れは漏れ箇所一覧に記載し、次回の計画保全で処置する。
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6. ドレン水の処理
圧縮機およびドライヤから排出されるドレン水には油分が含まれるため、油水分離器を経由させてから排水する。分離器の吸着材は6か月ごとに交換し、使用済み吸着材は産業廃棄物として処理する。
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7. 安全弁と法定点検
受圧タンクの安全弁は年1回作動試験を行う。第二種圧力容器に該当する受圧タンクについては、法令に基づく定期自主検査を年1回実施し、検査記録を3年間保存する。
空気圧縮機 保守点検手順(MF-M-008)第1.0版 第7段落・2026年2月26日改訂
8. 停止時の注意
長期休業前には、圧縮機を停止し、受圧タンクおよび配管内の残圧を抜いたうえでドレンを完全に排出する。冬季は凍結防止のため、屋外配管のドレン抜きを確実に行う。
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版の履歴
- 第1.0版
2026年2月26日
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