設備マニュアルMF-M-004
プレス機 P-160 運転手順書
160トンプレス機の安全装置確認、材料セット、運転モード、停止手順と禁止事項。

1. 適用範囲と資格
この手順書は、プレス課の機械プレス P-160(公称能力160トン、設備番号 PR-03)に適用する。運転には、プレス機械作業主任者の選任のもと、プレス特別教育の修了が必要である。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第1段落・2026年8月28日改訂
2. 安全装置の確認
運転開始前に、光線式安全装置の遮光試験(テストロッドで遮光し、スライドが停止すること)、両手操作ボタンの同時性(0.5秒を超えて片手押しでは起動しないこと)、非常停止ボタンおよび安全ブロックの所在を確認する。1項目でも不合格の場合は運転してはならない。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第2段落・2026年8月28日改訂
3. 金型の確認
取り付けられている金型番号が作業指示書と一致することを確認する。金型のボルトの緩み、ストリッパの動作およびスクラップ排出経路を点検する。ダイハイトの設定値は金型管理台帳の値と照合する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第3段落・2026年8月28日改訂
4. 材料のセット
コイル材は材質、板厚および幅が作業指示書と一致することをミルシートと現品票で確認する。アンコイラへの装着時は、コイルの跳ね出しを防ぐため必ず結束バンドを最後に切断する。材料送り装置のピッチを設定し、空送りで2ピッチ分の動作を確認する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第4段落・2026年8月28日改訂
5. 運転モード
調整時は寸動モード、初品確認時は単発モード、量産時は連続モードを使用する。連続モードへの切替えは、単発モードで3ショット連続して良品が得られた後に行う。モード切替キーは作業主任者が保管する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第5段落・2026年8月28日改訂
6. 初品と工程内検査
段取り替え後の初品は、外観、寸法およびバリの有無を全項目測定し、初品検査記録に記入する。量産中は50ショットごとに抜取り検査を行い、バリ高さが0.05mmを超えた場合は工程を停止して金型の刃先を点検する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第6段落・2026年8月28日改訂
7. 禁止事項
運転中に金型内へ手を入れてはならない。材料の詰まりを除去する場合は、必ずスライドを停止させ、電源を遮断し、安全ブロックを挿入してから作業する。安全装置を無効化した状態での運転は、いかなる理由があっても禁止する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第7段落・2026年8月28日改訂
8. 停止と後始末
終業時は、スライドを下死点で停止させ、電源を遮断する。スクラップボックスを空にし、ボルスタ面およびスライド面を清掃して防錆油を塗布する。潤滑装置のグリース残量が3分の1未満の場合は補充する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第8段落・2026年8月28日改訂
9. 異常時の対応
異音、過大な振動、または通常と異なる打音を認めた場合は、ただちに運転を停止する。過負荷保護装置(安全プレート)が作動した場合は、原因を特定するまで再運転せず、設備保全課および作業主任者へ報告する。
プレス機 P-160 運転手順書(MF-M-004)第2.1版 第9段落・2026年8月28日改訂
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版の履歴
- 第2.1版
2026年8月28日
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