設備マニュアルMF-M-002
NC旋盤 L-220 日常点検基準
NC旋盤 L-220 の日常・週次・月次点検の項目、判定基準、記録と異常時の連絡経路。

1. 点検の区分
点検は、日常点検(始業時)、週次点検(毎週金曜の終業時)および月次点検(毎月第1営業日)に区分する。日常点検は運転者が、週次点検は班長が、月次点検は設備保全課が実施する。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第1段落・2026年9月15日改訂
2. 日常点検の項目
潤滑油量、切削油の濃度と液面、エアー圧力、非常停止ボタン、インターロック(ドアを開くと主軸が停止すること)、チャックの把握力および異音の有無を点検する。所要時間は約10分を見込む。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第2段落・2026年9月15日改訂
3. 判定基準
潤滑油量は油面計の上下限の間、切削油濃度は5%から8%、エアー圧力は0.5MPa以上0.7MPa以下、主軸の振れは0.02mm以内を合格とする。いずれかが範囲外の場合は「要処置」と記録し、処置内容と処置者を併記する。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第3段落・2026年9月15日改訂
4. 週次点検の項目
切削油タンクの浮上油の除去、切りくずコンベアの動作確認、摺動面の潤滑状態、クーラントノズルの目詰まりおよびエアフィルタのドレン排出を点検する。浮上油は油水分離器で回収し、廃油として処理する。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第4段落・2026年9月15日改訂
5. 月次点検の項目
主軸の温度上昇(連続運転1時間後の軸受部が周囲温度+25度以内)、ボールねじのバックラッシ(0.01mm以内)、心押台の芯出し、電装盤内の清掃および冷却ファンの動作を点検する。測定値は経時変化を追えるよう数値で記録する。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第5段落・2026年9月15日改訂
6. 切削油の管理
切削油は、濃度、pH(8.5から9.5)および腐敗臭の有無を週1回測定する。pHが8.5を下回った場合は腐敗の兆候であるため、防腐剤を添加し、改善しない場合は全量交換する。全量交換は原則として年2回、5月と11月に実施する。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第6段落・2026年9月15日改訂
7. 記録と保存
点検記録は設備ごとに保管し、3年間保存する。「要処置」と記録した項目は、処置完了までクローズしない。未処置のまま2日を超えた項目は、班長が設備保全課へエスカレーションする。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第7段落・2026年9月15日改訂
8. 異常時の連絡
点検で異常を発見した場合は、設備を停止し、運転禁止札を操作盤に掲示したうえで設備保全課へ連絡する。運転禁止札の取外しは、保全課の確認を受けた者のみが行う。
NC旋盤 L-220 日常点検基準(MF-M-002)第1.3版 第8段落・2026年9月15日改訂
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版の履歴
- 第1.3版
2026年9月15日
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